社会人向け公務員試験 面接対策 想定質問(3回目)
想定質問3回目です。
(過去の面接想定質問はこちら)
今回は、社会人経験者の受験理由に関する質問です。
最近は、面接カードに「住所」を書かない場合が多いかと思いますが、面接で現職の話をしていれば、どのあたりに住んでいるかはわかるでしょう。
また、社会人で勤務先が書かれてあれば、どのあたりで働いているかというのはわかります。
今回は、現在住んでいる地域と受験先の地域との関係に関する質問です。
面接想定質問03 今は東京の民間企業にお勤めということですが当県は地元ですか?
ブログ筆者の回答案
今は東京の民間企業にお勤めということですが当県は地元ですか?
私の地元ではなく妻の地元です。子育てのこともあり二人で話して決めました。ただ、これまでに何度も来ていて、人のあたたかさを、ものすごく気に入っています。
この質問は「なぜ、自分の団体を受験したのか」という理由を確認しようとしているものです。
質問の意図は2点あります。
1点目は、合格して辞退することはないかの確認です。
面接官としては、「色々と練習で受験しているだけで合格しても結局来ないという可能性はないか?」の度合いを確認するために聞いています。
執行体制とも関係してくるので、団体は、辞退率を非常に気にしているのです。
2点目は、別に聞く志望動機との関係での確認です。
自分の地元にUターンするというケースが多いかとは思いますが、配偶者の地元に定住することを選択する人も増えており、それ自体はなんら不自然ではありません。
そのどちらでもない場合(地元でもないけど家族で話し合ってIターンを決めた場合など)も、ありのまま伝えれば問題ないでしょう。
「移住・定住」を促進している団体からしてみれば喜ばしいことです。
ただ、そうした理由が、「志望動機」の唯一の理由になってはいけませんので、そこだけは気を付けてください。
家庭の都合だけが理由で、公務員の仕事、受験先の地域への思い入れがなければ、評価は落とさざるを得ないでしょう。
今回の評価ポイント
団体としては練習受験ではないかを確認したい程度。ただ、志望動機との絡みもあるので、そこは意識しておきたいところです。
過去に行政機関で勤務。自ら収集した情報や公務員の知人からの情報(マル秘情報なし)を整理して、ブログでわかりやすく発信します。
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