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私が論文試験の出題者なら「コロナ対策」をテーマにしない理由(公務員試験 つぶやき)

 6月になりました。公務員試験では地方上級の試験や社会人経験者の春シーズンの1次試験も間もなくですね。ラストスパートといったところでしょうか。
 1次試験では、教養試験や専門試験がメインになりますが、論文試験も同日に行われる場合は論文試験のテーマを予想して準備をしていることと思います。

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 今年の論文試験について、私が出題者なら、
 「コロナ対策」それ自体をテーマにはしません。

※試験の出題者になれるわけもない一般人が偉そうにすみません。

 

 理由は、コロナ対策をテーマにすることに、次の問題点があるからです。

 

「コロナ対策」を論文試験のテーマにする問題点 

コロナ対策は、迷走し、今も動いている

 コロナ対策は、この一年あまり、多くの人の思いは、はっきり言って迷走しているという評価ではないでしょうか。国としてロードマップも描かず、感染防止対策と経済対策とを場当たり的に行い、地方は振り回され、ワクチン接種率は世界的に大きく遅れています。もちろん、前例のない難問であり、正しい答えなどないのでしょうが、政治的ポリシーのない私から見ても、政府の対応には疑問があります。

 

受験者は何を書けばいいのか

 仮に、この迷走しているコロナ対策をテーマにした場合、受験者は何を書けばいいのでしょうか。「コロナ対策の課題をとらえ、あなたの考える対応策を述べよ」と言われても、課題が多すぎて、さらに刻一刻と動いている。行政すら答えを見いだせていないこの難問を受験者に考えさせるのはあまりに無責任な気がします。それでも、ちゃんと向き合って答案を作成するなら、批判的な内容で埋めることが正しいのでしょう。しかし、受験者には「批判ばかりする人間だと思われないだろうか」と、それをためらう人もいると思いますし、受験者にそのような余計な詮索をさせる時点で適切なテーマとは言えません。

 

採点者も内容を評価しづらい

 同じことは採点者も悩ませます。行政の課題認識や進めようとしている方向性がある程度正しいと思われる政策であれば、内容の採点基準も作りやすいですが、コロナ対策は正しいかどうかが分からないのだから、その前提自体がない。今時点で正しい方向性と思っていることであっても、採点する時にはまた変わっている可能性もあります。そうなると、答案の「内容」の評価基準があいまいになってしまう可能性は高く、結局、「体裁」だけ見るような試験になってしまっては意味がないでしょう。
 

まとめ

 以上のことから、常識ある論文試験の出題者であれば、コロナ対策自体を論文試験のテーマにはしないのではないでしょうか。コロナを絡めてテーマとするなら、コロナ禍から浮かび上がった抽象化できるもの(DXや働き方など)をテーマとすべきだと思います。

(ただし、出題者が常識的でない最悪の可能性も頭の片隅には置いておきましょう…(苦笑))

 

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