各都道府県人事委員会のホームページの情報を基に、都庁・道庁・府庁・県庁の社会人向け公務員試験(社会人経験者・就職氷河期世代)の2022年度の試験日程・内容ほかを整理していきます。
(※受験を検討されている方は、各団体のHPを必ずご自身でご確認ください。)
※2022年5月21日時点で整理した情報になります。
まだホームページに掲載していなかったり、申込開始時に出される受験案内で分かる部分もあるため、完成版ではありませんが、分かる情報から掲載していきます。今後も確認でき次第、このページを随時更新する予定です。(網掛け部分は昨年度の情報を参考で掲載しています。)
社会人経験者・氷河期世代公務員試験】都道府県庁2022試験日程・内容ほか
社会人経験者試験(都道府県庁)
試験日程
社会人経験者試験の実施時期は、大きく分けて春・秋に分かれます。
春シーズンの場合、少し忙しいかもしれません。
秋シーズンの場合、まだ時間は十分にありますので、しっかりスケジュールを立てて取り組みましょう。
受験資格
受験資格年齢と職務経験です。
受験資格年齢は、試験実施の翌年の4月1日現在で記載しています。
年齢は実質制限なし(翌年4/1時点で59歳まで受験可)のところも多くあります。
学歴ごとの職務経験年数を設定している団体や、勤務地要件を課しているところもありますので、受験案内をしっかり確認してください。
試験内容
1次試験は筆記試験ですが、仕事をしながらでも対応できるように、職務基礎力試験やSPIなど、大卒程度試験に比べて難易度の低い試験を設定しているところも多くあります。
大卒並みの上級試験を課しているところもあるので、教養試験の難易度は必ず受験案内で確認してください。
また、面接試験が2回あったり、自己アピールシートなど、筆記試験以外の部分に重点が置かれています。
3次試験まである場合は長丁場になりますので、粘り強く取り組みましょう。
今年度の採用予定者数と昨年度(2021年度試験)試験結果
採用予定者数をすでにホームページで公表しているところは記載しています。
その他の団体の採用予定者数がわかるのは、受験案内が出るタイミング(申込開始時期頃)になると思われます。
2020年倍率も載せていますので、難易度の傾向の参考としてください。
就職氷河期対象試験(都道府県庁)
試験日程
就職氷河期世代対象試験は、秋シーズンに行われるところが多く、まだ時間は十分にありますので、しっかり対策に取り組みましょう。
受験資格
受験資格年齢と職務経験です。
受験資格年齢は、試験実施の翌年の4月1日現在で記載しています。
雇用状況の条件などがあるところもありますので、各団体の受験案内を見て確認してください。
試験内容
教養試験の難易度は初級試験(高校卒業程度)で設定している団体が多いですが、一部、職務基礎力系や上級試験を使っているところもあります。
必ず受験案内をチェックしましょう。
ほとんどが作文と個別面接がセットです。
今年度の採用予定者数と昨年度(2021年度試験)試験結果
採用予定者数をすでにホームページで公表しているところは記載しています。
昨年度の倍率を2020年度の倍率と比較してみると、多くの倍率が下がっていることがうかがえます。
国家公務員の就職氷河期世代対象試験でも同様の傾向がみられていましたが、2020度は初年度で注目度も高く申し込みが殺到しやすかった一方、2021度は2年目で落ち着いたことや、前年度のあまりの高倍率を見て敬遠した人も多かったのではないかと考えられます。
「就職氷河期世代の公務員試験は無理」とあきらめず、むしろチャンスが到来していると思っていいのではないでしょうか。
⇒国家公務員試験の試験状況はこちら
試験日程、試験内容を確認したら、早速スケジュールを立てて、対策に取りかかりましょう。次の記事も参考にしてください。
過去に行政機関で勤務。自ら収集した情報や公務員の知人からの情報(マル秘情報なし)を整理して、ブログでわかりやすく発信します。
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