警察官採用試験では、様々な試験項目があります。
その中で、1次試験として、まず待ち構えているのが「教養試験」です。
ここをクリアしなければ、面接試験に進むことはできません。
今回はその教養試験対策を効率的に進める方策を書いていきます。
(※なお、新卒の方も参考にできる内容です。)
- 警察官採用試験における教養試験の位置づけ
- 教養試験の内容
- 合格ボーダーラインは何割か
- おすすめの教養試験の対策
- おすすめしたい通信講座「スタディング」
- 「スタディング」を活用した具体的な勉強の進め方(教養試験対策)
- 「スタディング」で作文、面接対策も
- 教養試験対策におすすめの問題集・参考書
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(警察官試験対策)
警察官採用試験における教養試験の位置づけ
公務員試験における教養試験の目的は、次の2点があります。
(1)大卒程度または高卒程度の基礎学力が身についているかの確認
(2)試験運営上、全員を面接するわけにはいかないため、一旦ふるいにかける
試験の流れは次のようになっており、教養試験をクリアしなければ先に進めません。
教養試験の内容
出題分野
教養試験は、「一般的知識」と「一般的知能」の分野から出題されます。
・一般的知識:高校までのいわゆる国語・英語・数学・理科・社会の分野の問題。
・一般的知能:文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈の問題。
A区分と、B区分の問題は難易度の違いますが、この出題分野の構造は、ほぼ同じです。
試験方式
5つの選択肢から答えを1つ選ぶ択一式で行われる場合が多いです。
50~40問の問題で試験時間は、150~80分に設定されています。
合格ボーダーラインは何割か
基準点は最低限必要
資格試験と違って競争試験のため、何割取れば合格できるというものはありません。
ただ、「基準点」は設定されており、競争相手関係なく、最低限超えないといけないラインはあります。
基準点は、通常3割程度に設定されることが多いようです。
1次試験通過の倍率だけでいえばそれほど高くない
1次試験通過の倍率だけで考えれば、それほど高くはありません。
つまり、さきほどの基準点をクリアし、それにプラスアルファ程度の点数があれば、1次試験を通過することはできます。
総合点数方式の場合が多いため、さらに上を目指したい
2次試験まで行ければ教養試験対策は程々でいいという考えもありますが、とはいえ、最終合否判定が教養試験の点数なども総合して決定される場合は、「最後、教養試験の点数の差で負けた・・・。」なんて可能性もよくある話です。
上に示した神奈川県警の例など、教養試験が2次試験でも引き続き総合されるケースは多いです。
最低限の対策にとどまらず、さらに点数を積み上げるようにはしたいところです。
おすすめの教養試験の対策
ノー勉では3割を超えるのも難しい
なお、「基準点(例えば3割)をクリアする程度なら勉強なし(ノー勉)でもいけるのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、確率を計算してみると、その望みは、かなり低いことがわかります。
例えば、「5択問題を鉛筆を転がして50問解く」場合、(つまりヤマ勘で)3割以上取る確率は、次のとおり6%程度でしかありません。
ヤマ勘受験者の94%の人が、基準点に満たず、不合格となります。
つまり、事前の勉強は絶対に必要です。
試験対策方法のメリット・デメリット
警察官試験の教養試験対策として、独学または通信講座、予備校を活用して合格をめざす方法、それぞれあると思います。
それぞれの勉強法のメリット・デメリットは、次のとおりです。
警察官採用試験の教養試験対策のオススメは通信講座
警察官試験の教養試験対策でおすすめしたいのは、通信講座です。
理由は、次の3つです。
(1)独学より伴走があった方が心強い
ノー勉では合格は難しいため、確実に解ける問題を何問か作らなくてはいけません。
自信があれば問題集などの独学が最適ですが、伴走がなければ、不安にはなるものです。
そういった点では、通信講座は、習熟度を客観的に確認しながら進めることができます。
(2)教養試験対策の位置づけから、できるだけコストを抑えたい
警察官試験は1次通過はそんなに難しくないですが、最終的な総合得点のために、さらに上を目指すことは大事です。
しかし、面接などのことを考えれば、教養試験について、満点を目指して頑張りすぎる必要まではありません。
つまり、必ずしも予備校まで行く必要はないと思われます。
コスト的に通信講座で十分(ちょうどいい)と判断します。
(3)通信講座はスキマで勉強できる
通信講座はウェブで好きな時に学習できるので、時間的な拘束もありません。
例えば、体力試験の準備(トレーニング)をしながら、講義の復習をすることも、やろうと思えばできます。
勉強が苦手でどう進めていいかわからない人も、通信講座に取り組めば1次試験の通過確率はかなり高くなるはずです。
おすすめしたい通信講座「スタディング」
通信講座もたくさんの種類がありますが、その中でも特にオススメしているのが「スタディング」です。
スタディングは、何と言っても、業界最安値でコスパが抜群に良い点が魅力的です。
教養試験の難易度は、そこまで高くありませんが、ノー勉強では合格できません。
スタディングは、そうした教養試験の位置づけから、「できるだけコストを抑えたい」という希望の人に、ピッタリと言えるのではないでしょうか。
(おすすめの通信講座)スタディング
【特長】
●全てがWEBで完結(1講義10分程度のため、すきま時間で学習)
●数的処理対策が強い
●圧倒的なコストパフォーマンス
通常、20~30万円程度かかる予備校・通信講座が多い中、スタディングは、約7万円~15万円という安さ。
十分なパフォーマンスもあり、現在の警察官試験の難易度(倍率)であれば、十分な対策を実現できるはずです。
【AI問題復習機能】
AI問題復習は、個人別に最適なタイミングで復習問題を出題する画期的な機能です。
AIが自分の代わりに、毎日の復習問題を自動で出題してくれるため、どの問題を復習するかに悩む必要がありません。
問題毎に理解度がどう変化したのかが表示されます。理解度が100(もしくは設定した理解度)になると、問題は完了して出題されなくなります。
【WEBテキスト、メモ機能、マイノート機能】
問題の解説中に、覚えていないワードが出てきた場合などは、それがどの講座やテキストに記載されているか、検索機能を使えば一瞬で検索できます。
さらに、必要な部分だけ「マイノート」にコピーすることで、オリジナルノートを作成することができます。
【学習レポート、勉強仲間SNS機能】
学習した時間や進捗状況、学習の内容が自動的にグラフや数値で表示されます。
また、勉強仲間を作って交流ができるSNS機能もあり、モチベーションの維持に役立ちます。
動画講義にとどまらず、様々な学習ツールがあるのがスタディングの特徴です。
【コース例】
「スタディング」を活用した具体的な勉強の進め方(教養試験対策)
(1)全体の必要時間
このスタディングでは、基本・演習講座(動画・音声)121講座で合計約64時間ということなので、これを前提に組んでいきます。
まず、1回目は、通常の速度で動画を進め、理解に徹します。→64時間
次に、2回、3回と繰り返しますが、一度聞いているので、これらは倍速で進めることとします。→2回目:32時間、3回目:32時間の計64時間
つまり、全体128時間で、3回繰り返し学習するところまで行けます。
(2)平日・休日の学習時間と必要期間
試験対策は、忙しい社会人にとって、無理のない範囲で進めたいところ。
その点を考えて、平日は毎日2時間、休日は土・日とも4時間とします。
1週間では、2時間×5日+4時間×2日=18時間となります。
128時間を終えるには、8週間あれば足りる計算になります。
つまり、約2か月頑張って勉強すれば、終えることができます。
「スタディング」で作文、面接対策も
主として通信講座は、教養試験対策としてオススメしているものではありますが、「スタディング」では、作文や面接対策もセットとなっています。
・作文対策(動画・音声)5講座 合計約4.5時間
・面接対策(動画・音声)7講座 合計約3時間(エントリーシート添削サービス付き)
なお、2023年度向けから、コーチング対応の フルサポートコースも開講されています。
オンラインで、個別相談や面接対策に、しっかり対応してくれますので、ニーズに合わせて選択できます。
スタディングは利用者も急増中で、実績も伸びている講座です。合格すれば、「合格お祝い金(10,000円)」がもらえるのでモチベーションも上がりますね!
教養試験対策におすすめの問題集・参考書
■A区分または1類
◆実務教育出版「大卒警察官教養試験 過去問350」★★★★★
■B区分または3類
◆実務教育出版「高卒警察官教養試験 過去問350」★★★★★
過去に行政機関で勤務。自ら収集した情報や公務員の知人からの情報(マル秘情報なし)を整理して、ブログでわかりやすく発信します。
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