・40代や50代から、どうやったら公務員になれるのだろうか・・・
・試験のスケジュールはどうなっているのか教えてほしい
・転職を考えているので、対策方法を早く知りたい!
新たなキャリアを求めて公務員への転職を考えている40代や50代の方々は多いですが、公務員に関心がありなから、試験の難しさや年齢を理由に、諦めてしまいがちです。
また、試験の合格に絶対はありませんが、合格の確率を下げることや上げることは、対策次第で間違いなくあります。
そこで、本ブログでは、40代や50代から公務員試験への合格に向けた戦略を具体的に解説します。ぜひ、参考にしてください。
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【40代や50代も公務員に転職できる】社会人採用試験の合格戦略
社会人から公務員に転職する方法
まず、社会人から公務員に転職する方法を紹介します。
公務員試験と言えば、新卒の大卒程度の試験や高卒程度の試験がイメージされると思いますが、社会人向けの公務員試験は別枠で設定されており、今では、ほとんどの団体で実施されています。
民間経験の豊富な人材を登用することで、組織の活性化、年齢層の偏りの解消などを目的としています。
また、数年前から、就職氷河期世代対象の試験も別に実施されています。
つまり、社会人から公務員をめざす方法は、次のとおりとなります。
1.一般の社会人経験者試験を受験する
2.就職氷河期世代試験を受験する
2023年度の試験日程(主なもの)
(社会人経験者試験)
団体名 | 試験名称 | 申込期間 | 1次試験 |
特別区 | 経験者採用 | 6/22~7/13 | 9/3 |
神奈川県 | 中途 | 6/30~7/14 | 7/28ほか |
横浜市 | 社会人 | 6/22~7/19 | 9/24 |
愛知県 | 民間企業等職務経験者対象 (4月募集) |
3/29~4/21 | 5/21 |
愛知県 | 民間企業等職務経験者対象 (7月募集) |
7/27~8/8 | 9/17 |
名古屋市 | 職務経験者 | 7/4~7/31 | 9/24 |
大阪府 | 社会人等26-34 | 8/3~8/28 | 10/1 |
福岡県 | 民間企業等職務経験者 | 7/10~7/21 | 8/20 |
(就職氷河期世代試験)
団体名 | 試験名称 | 申込期間 | 1次試験 |
国 | 就職氷河期世代 | 7/19~7/28 | 10/29 |
東京都 | 就職氷河期世代採用 1類B 就職氷河期世代採用 3類 |
8/10~8/21 | 10/22 |
神奈川県 | 就職氷河期世代(選考) | 6/30~7/14 | 8/14 |
横浜市 | 就職氷河期世代 | 7/13~7/14 | 9/24 |
愛知県 | 社会人を対象とした試験 | 7/27~8/8 | 9/17 |
名古屋市 | 就職氷河期世代 | 7/4~7/31 | 9/24 |
大阪府 | 社会人等35-49 | 7/10~7/24 | 8/27 |
福岡市 | 就職氷河期世代 | 5/1~5/18 | 6/18 |
それぞれの団体の試験日程は例年同じ時期になることが多いので、翌年度の試験を考える場合は、参考にして対策スケジュールを立てましょう。
【40代、50代でも問題なし!】年齢面での受験資格の状況
次に、気になる年齢制限について紹介します。
受験できる年齢制限について、2022年度試験の都道府県・特別区・政令指定都市の例を次に挙げています。(※今年度の試験の要件は各団体のホームページでご確認ください。)
一般の社会人経験者試験では、年齢制限なし(59歳まで受験可能)の団体が増えています。
一方、就職氷河期世代試験では、その世代の雇用が目的のため、就職氷河期世代(50代前半から30代後半)とされる年齢設定となっています。
■一般の社会人経験者試験
(都道府県)
■就職氷河期世代試験
(都道府県)
公務員試験の対策を始めましょう!
公務員試験の合格には、試験内容を把握し、効果的な学習計画を立てることが重要です。
まず、試験内容を把握しましょう。
社会人向け公務員試験の流れ
社会人向け公務員試験の一般的な流れは、次のようになっています。
試験全体を通して、最終的には面接試験が最も重要ですが、教養試験をクリアしないと次に進めない仕組みとなっているところが特徴です。
社会人経験者試験では、1次試験をなんとか合格しても、2次試験で半数が落とされるため、最後まで気の抜けない試験です。
合格の秘訣は戦略を持てるかどうか
倍率を見て、受験を躊躇ってしまう人もいたかもしれません。
しかし、受験する全ての人が徹底的に対策をしているわけではありません。
誰でも受験できる試験のため、この倍率には様々な受験者が含まれています。
しっかりとした戦略を持てば、対策が不十分な人より前に出ることができます。
第一関門の教養試験対策で息切れしないように、全体の対策を早い段階から考えておくことが大事です。
試験対策スケジュール
忙しい社会人は、効果的な学習計画を立てることが重要です。
試験時期から逆算し、長期目標と短期目標を設定し、学習時間を確保するための計画を作成しましょう。
対策スタートは半年前を目安としつつも、早ければ早いに越したことはありません。
目標とする試験までの時間を確認して、早速、取りかかりましょう。
■試験対策スケジュール
(参考記事)
「もう時間がない」と諦めるその前に
>>【1か月でも希望アリ!】公務員試験を最短の勉強時間で合格する方法
40代や50代だからこそ持つ経験と知識を活かして挑戦を
公務員転職は年齢を理由に断念する必要はありません。
40代や50代だからこそ持つ経験と知識を活かし、実力を証明しましょう。
社会人採用試験の合格に向けた戦略を今一度見直し、自信をもって挑戦してください。
未来の公務員としての成功を願っています。