公務員試験の受験を考える社会人のうち独学でサクサク進む人は少ないと思います。
対策するに当たり、次のような悩みにぶつかりがちではないでしょうか。
1.社会人向け試験は実施団体ごとに試験種類が様々なので、対策が絞り切れない
2.忙しく、勉強も久々の社会人がうまく勉強を進められるか不安
3.家計に負担をかけず、できるだけ低コストで合格したい
そうそう、なんとなく、大手の講座に申し込んで始めるのかなぁと思いつつも不安なんだよね。
転職という大事なことではあるけど、できるだけムダなく進めたい。甘いかな?
今回の記事では、これらの悩みを解消して試験対策を進めることのできる、
「おすすめ通信講座3選」を、最適な勉強方法を説明した上で、紹介します。

●元行政経験者で、人事・採用関係などとの親交もあり。
●公務員を目指す社会人に有益な情報を提供するべく、2021年3月にブログを開始しました。(守秘義務に影響しない範囲で書いていきます。)
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(当ブログの「合格戦略」と今回の記事)
様々な試験種類がある社会人向け試験対策におすすめの勉強方法
予備校VS通信講座 →社会人には「通信講座」
独学以外の方法では予備校と通信講座が考えられます。それぞれの長所・短所を見ていきましょう。
<予備校と通信講座の長所・短所>
予備校
○ 講師がしっかりついてくれて、フォロー体制は良い。
× 時間的な拘束があり、費用面では、30万円~40万円ほど確実にかかるなど、高額な負担となる点はマイナス。
通信講座
○ 勉強の道筋をつけるには十分。時間的な拘束は低く、費用面でも予備校よりは安くなる。
× フォロー体制は予備校に比べれば劣る。
それぞれの長所・短所がありますが、予備校には時間的拘束がある点が社会人にとっては厳しく、かなり大きなマイナスです。費用負担もコスパの点で社会人にはおすすめはできません。
このため、忙しい社会人は、時間の拘束がなく、家計にもやさしい
通信講座(オンライン)をメインとすべきと考えます。
費用面が気になっていた私としては、うれしい答えだわ。
様々な試験種類に対応するためには「通信講座+問題集」

社会人向け公務員試験の教養試験の種類は様々ですが、大きく3種類に分かれます。
具体的には、基礎力系(職務基礎力試験など)、教養試験(上級)、教養試験(初級)になります。
・問題文は短めで、問題数は多い。
・短時間で多く解答するようになっていて、スピードが問われる。
・内容は、時事、言語、数的推理などで構成。
・大卒程度試験などに比べて、少ない勉強期間で対応できるよう作られている。
・いわゆる大卒程度の試験で、難易度は最も高い。
・出題範囲は、大きく2つの分野から、幅広く出題される。
・1つは、社会科学、人文科学、自然科学のいわゆる「知識分野」。
・1つは、数的推理、判断推理、文章理解、資料解釈などの「知能分野」。
・準備は、「①基礎力系」に比べて、格段に必要になる。
※ただし、新卒の試験と違って「専門試験」(行政・法律・経済分野に特化した試験)はないことがほとんどのため、学習は不要です。
(大卒と同じ講座で学ぶのはムダが生じます。)
・いわゆる高卒程度の試験で、難易度は大卒程度よりも易しい。
・出題範囲は、「知識分野」と「知能分野」から幅広く出題される。
・準備は、「①基礎力系」より必要になる。
基礎力系が最も軽く、教養試験(上級)は最も重く、その差はかなりあります。
これに対し、社会人向け公務員試験用の予備校・通信講座は、それぞれに合わせて対応できてはおらず、
自分の受験先にピタリと合う予備校・通信講座を探すのはなかなか難しい状況です。
「高いコストを費やして、対策が受験先に合っていなかった」というリスクは回避しなければなりません。
このため、
●通信講座はコストがかからない(かつコスパのいい)ものを選び「理解の軸」に位置づける
●問題演習は、それぞれの試験の種類に合った問題集で補完する
というミックス型の学習方法が最も確実かつ効率的であると考えます。
仮に試験種類の違う団体をいくつか併願しようとしても、これなら対応できるね!
コストをおさえるなら、リスクも気にせず思い切って進められそう。
忙しい社会人にも最適なコスパの高い講座
社会人向けオンライン通信講座おすすめ3選
これまで書いてきたことを整理すると、
●忙しい社会人は、予備校よりも通信講座(オンライン)をメインとすべき
●通信講座はコストがかからない(かつコスパのいい)ものを選び「理解の軸」に位置づける
となります。
そこで、
コスト・コスパからの視点でおすすめの通信講座のコースを3つ選びました。
試験種類ごとにコスパ視点で高いものを◎評価として、順位を付けています。
<教養試験を効率的に突破するためのオススメ通信講座>
対応 |
|||||||
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AI問題復習 |
|
AI問題 復習機能 あり |
メモ機能、 学習管理 機能など 最新の 便利 ツール おすすめ ポイント |
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フォロー体制 |
||||||
新設のフルサポートコース |
AI問題 復習機能 ほかあり |
担任講師 による 学習計画 から面接 対策まで の丁寧な サポート |
1位:スタディング
3つの講座の中でも特におすすめしたいのがスタディングです。
破格の安さにもかかわらず、内容は十分しっかりしており、おすすめの通信講座の位置づけにピッタリです。
利用者も急拡大しているようで、その点でも評価が裏付けられているのではないでしょうか。
就職氷河期世代試験の合格者も出ています。
【特長】
●全てがWEBで完結(1講義10分程度のため、すきま時間で学習)
●各種機能が充実(画期的なAI問題復習機能あり)
●数的処理対策が強い
★ダントツのコストパフォーマンス
各社のコスパ評価の比較を次のように表してみました。点線から左上に離れるほどコスパは高く、右下に離れるほど低いことを意味しています。
★特にすごい機能:AI問題復習機能
AI問題復習は、個人別に最適なタイミングで復習問題を出題する画期的な機能です。
AIが自分の代わりに、毎日の復習問題を自動で出題してくれるため、どの問題を復習するかに悩む必要がありません。
問題毎に理解度がどう変化したのかが表示されます。理解度が100(もしくは設定した理解度)になると、問題は完了して出題されなくなります。
>>スタディングのおすすめポイントをもっと知りたい方はこちら
【おすすめコース】
■「社会人経験者合格コース」
費用:約55,000円
◎基礎力系対応、
教養試験(上級)対応、
教養試験(初級)対応
基本・演習講座(動画・音声) 114講座 合計 約60時間
【スタディング 合格体験記】※HPより引用
(都道府県庁 社会人経験者採用合格者)
2位:LEC
実績は十分で、信頼性は高い。その分、費用はやや高めとなってしまいますが、実績重視の人には最適です。
【特長】
●実績抜群!
●多くのカリスマ講師
●全ての講座で無料体験可能
【コース例】
■「経験者採用専願コース」
費用:約210,000円
◎教養試験(上級)対応
○基礎力系対応
○教養試験(初級)対応
【合格体験記】
【LEC合格体験記】※HPより引用
経験者採用専願コース (都道府県庁 社会人経験者採用合格者)
試験まで日がない中、仕事をしながらどのように勉強の効率を上げるかを考えたとき、すきま時間を有効活用するという方法に行きつきました。
休日は数的処理などの「講義を見て、自分で解きながら理解する」科目を中心に勉強し、平日は片道1時間の通勤途中に自然科学や人文科学等のインプット、帰宅後はその部分の過去問を解きアウトプット、とメリハリをつけるようにしました。
そこで役立ったのが、スマホでも講義を見ることができるLECのシステムです。
5分でも時間があれば講義を見て効率的に勉強することができたので、仕事をしながらでも充分に勉強することができました。
3位:スタディング(新設コース)
スタディングの新設コースができ、これもコスパが高いため、第3位です。
コスト的には通常のコースよりかなり高くなりますが、面接対策なども含めた総合対策で言えば、コスパ的に十分に検討する価値はあると言えるでしょう。
【特長】
スタディングの通常コースの機能に加えて、
●公務員試験対策のプロにオンライン面談でいつでも相談できる
●ホームルームで試験の最新情報がわかる
●「面接・自己PR」のアウトプットを何度でも練習できる
まとめ
今回は、オススメしたいオンラインの通信講座についてご紹介しました。
試験種類が様々でも、「通信講座+問題集」という方法で解決できます。
このため、通信講座は「理解の軸」として、できるだけコスパ重視で選びたいこともお伝えしました。
また、通信講座は様々な機能があり、スキマ時間を使ってモチベーションを保ちながら進めることができることも魅力です。
家計への負担は、一つ目の話と重なりますが、できるだけコストのかからないものを選ぶので、リスクは小さいです。
「合格戦略」の中でも重要な教養試験対策のツールとして、ぜひ最適な通信講座を選んでください。
ついつい大手に流れがちだけど、大事なのはコスパね。
早ければ早い残したことは無いと言うし、早速検討を始めよう。