・忙しい社会人生活の中でも、公務員試験の勉強を両立したい
・最近話題のChatGPTを公務員試験対策に使えないだろうか・・・
・そのほかのAIによる効率的な対策があれば知りたい!
世の中では、ChatGPT(チャットGPT)の話題が続く中、公務員試験対策へのAIの活用についても関心を持つ人が多いです。
結論から言うと、チャットGPTなどAIは、公務員試験対策を進める補助として活用することができる機能です。
そこで、今回は、チャットGPTも含めたAIの「公務員試験対策」への活用について説明します。
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チャットGPTなどAIの公務員試験対策への活用
ChatGPTの公務員試験対策への活用方法
チャットGPTは、マイクロソフトが投資するサンフランシスコのベンチャー企業「オープンAI」が開発しているソフトです。
様々な質問に対し、人工知能が自然な文章で詳しく回答してくれます。
単なる質問だけでなく、論文の作成やプログラムの生成まででき、「複雑な要望に対し、ここまでの精度でできるのか」と驚きが広がっています。
精度が上がれば、近い将来、社会変容を促すに値するものだと感じます。
このチャットGPTを公務員試験対策にも活用できます。
対策の相棒としてうまく使いこなせば、従来の対策方法よりスムーズに進めることもできます。
具体的には、公務員試験対策を進める中で活用できる場面は、主に、
・論文試験対策
・面接試験対策
での活用が想定されます。
また、教養試験対策でもAI機能を取り入れた通信講座があるので、その活用が考えられます。
AIの活用策1:論文試験対策
チャットGPTは、「こんなテーマの論文を何文字以内で書いて」とお願いすれば、わずかな時間で論文を作成してくれます。
公務員試験では論文試験があるので、この対策への活用が真っ先に頭に浮かびます。
ただし、よく言われているように、チャットGPTなど生成AIは、精度が高くなったとはいえ、現時点では、情報が必ずしも最新のものではなかったり、正しくなかったりする可能性があります。(情報検索機能としては不向きとされています。)
文章を作成する能力はあるため、そうした機能を生かすよう、あくまで「補助」として活用するのが良いでしょう。
例えば、論文対策の中で自分で調べいくつかの課題を想定して準備を進める過程で、チャットGPTなどにも、同じ課題で答えを作成させて、自分の作成したものと比較しながら、いいところを取り入れて修正していくという作業は考えられるでしょう。
また、文章の構成や流れなどの参考としても使えるかもしれません。
例えば、次のようなプロンプト(指示文)を入力すれば、論文案の参考程度には使えます。(ただし、手直しは必要です。)
【プロンプト(指示文)の例】
次の内容で論文を書いてください。
なお、これは公務員試験に合格するために作成する論文です。
<論文テーマ>
「行政事務へのChatGPTの活用について」
<文字数>
1000文字程度
<構成>
1.イントロダクション(導入)
2.メインポイントの提示【課題の提示】
3.サポート情報の提供【原因分析】
4.論理的な結びつけ【解決策の提示】
5.コンクルージョン(結論)
<文章に盛り込むキーワード>
・個人情報漏洩の課題
・行政コスト削減への寄与
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AIの活用策2:面接試験対策
面接試験対策でも活用が考えられます。
例えば、チャットGPTなどAIに、想定質問を問いかけて、その答えを参考として見てみるというのは考えられます。
あるいは、次のようなプロンプト(指示文)を入力すれば、面接練習のようなやりとりをすることもできます。
【プロンプト(指示文)の例】
あなたは公務員試験の面接員です。
面接試験の場であるとの想定で、私が民間経験を持つ社会人として公務員に適しているかを判断するために、様々な質問をしてください。
(やりとりのルール)
・質問は具体的なものとすること。
・最初に1つ質問をすること。それに対する私の回答に対して、さらに詳しく聞きたいところを何度も深堀りの質問を最低5回すること。
・私が回答するまで次の質問などは書かないこと。
(質問の例)
・組織やチームのなかでどのような役割を任されていましたか?
・組織に貢献したエピソードを聞かせてください。
・組織やチームをまとめた経験を教えてください。
・これまでで最も難しかった決断を挙げてください。
・コミュニケーションに苦労した出来事はありましたか?
・複数の仕事を同時に進めなければならない時、どのように進めましたか?
もちろん、全て鵜呑みにするわけではなく、自分の答えと比較しながらいいところ、ポイントとなる気付きを取り入れて修正していく作業に活用することはできるでしょう。
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AIの活用策3:教養試験対策
教養試験対策では、通信講座スタディングのAI問題復習機能が画期的です。
スタディングのこの機能は、AIが個人別に最適なタイミングで復習問題を出題してくれるため、自分でどの問題を復習するかに悩む必要がありません。
問題毎に理解度がどう変化したのかが表示されます。理解度が100(もしくは設定した理解度)になると、問題は完了して出題されなくなります。
これから予備校や通信講座を選ぼうとする人は、スタディングを選択肢に入れて検討してみてはどうでしょうか。
(AI復習機能の画面)
面接対策としてAI資格の取得などスキルアップも有効
AI資格などのスキルを高めておくことも、このブログではおすすめしています。
試験においては面接試験で大きな力を発揮すると思います。
【情報系スキルは面接での評価アップ要素になる可能性大】
(おすすめの情報系スキル)
●チャットGPTなど生成AIを使いこなすスキルのプロンプトエンジニアリングのスキルが注目度急上昇
●AI資格なら、まずはG検定、上位はE資格
●ITパスポートもまだまだ歓迎される
●時間的余裕があれば、基本情報技術者試験にチャレンジしたい
面接時に資格取得や受講完了までできていれば望ましいですが、現在勉強中という話をできるだけでも印象・評価は違ってくると思います。
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AIとうまく共存しながら合格を勝ち取りましょう
以上、AIの公務員試験対策への活用について書いてきました。
近い将来、AIが社会に大きく影響する時代となることは間違いありません。
これからの公務員にもAIとうまく共存していく柔軟性が求められることになります。
公務員試験対策で、うまくAIを活用しながら対策を進めることも、合格後を見据え、むしろ必要なことと言えるでしょう。